暑さとセクシー。
8月。
酷く暑い日が続く中、
毎日、道行く人を見ながら考えていたこと。
それは「セクシーな服」について。
というのも、
「セクシー」で「派手」な服を着てほしい、
というリクエストがあったのがきっかけで、
そこから、
セクシー(派手)な服ってどんなだろう…
と考え始めたのがきっかけ。
最初は、個人的なイメージで
「セクシー」=バラ=「L'EST ROSE」の服を着る、
という発想だったのだれど、
池袋のPARCOに行ってみても
(もうバーゲンも終わって秋物なせいか)
渋いカラーのバラの服しかなくて。
これはチガウ…と。
それで、池袋の東口のカフェの窓際で、
道行く人を色々みていたのだけれど、
突然セクシー!な人なんてそういないもので。
あの人かわいいなー伊東美咲みたい。
という女の子はたまにいたけれど、
それは大抵顔やスタイルがキレイだから、で、
(伊東美咲だからね)
セクシーな服、を着ているわけではない。
だからといって露出度の高い女の子を見て、
セクシーだなあ、とは(少なくとも私は)感じないわけだし。
私の好きな、いわゆる「無印」っぽい配色の
黒・白・茶色を基調とした服の女の子は、
さっぱりとシンプルで、私は大好きだけれど、
「セクシー」でもましてや「派手」でもなく。
「セクシー」とは内面からにじみ出るものなのか?
内面がセクシーでない →スカートを履いても →セクシーでない
内面がセクシーである →スウェットでいても →セクシーである
じゃあ内面がセクシーでない人は何を着てもだめなのか?
どうすれば内面がセクシーになるのか?
外面を磨けば内面がセクシーになるのか?
問答が始まってしまったのだ。
そして今日。
帰り道、またもやなんとなく道行く人を観察していたら、
成増駅ですごい女の子がいたのだ。
なんというか…!もはや
風呂から出てきてバスタオル巻いただけー
みたいな。
もう、その子を見たら、
「着たい服きればいいじゃん。」
としか!思えなかった。普通にぽーんと思った。
そして、
「セクシー」よりなにより
「涼しそう!」と思ってしまった自分。はは。
今日の酷い暑さと、その女の子によって、
導きだされた答えは、
結局、意外と単純。