川原泉、新作。

昨日のこと。



いつもは一人で帰るところが、

会社のみんなが新都心に映画を見に行くというので、

一緒に電車に乗り、久々に大宮周りで帰る事に。



北与野でみんなと別れて、大宮で乗り換え、

その後、また久喜で伊勢崎線を待っていたときに、

時間つぶしに東武ブックスに入ったら

(久喜の駅はこの4月にリニューアルして、

本屋やスタバや雑貨屋さんが出来た。便利)

とても欲しかった本を発見したのです。



川原泉レナード現象には理由がある」。







この方の漫画は文庫をほぼ全て持っていて

春の引っ越しのときに50冊以上本を処分したけれど

この方のはすべて生き残っている。

そのくらい、好きな人です。



でも最近少し方向が変わってきたのかな〜と思い

少し距離をおいていたのですが、

笑う大天使」の映画化に合わせて、

色々ピックアップされていたので、

どうなのだろう?と新作を↓で「立ち読み」したのです。



http://books.yahoo.co.jp/book_detail/07166800

http://books.yahoo.co.jp/book_detail/07166800/tachiyomi



これを読んで、

「帰ってきた、これだー!」

と思いました!

学園モノ、

ボーイミーツガール(ただし普通の恋愛ものではないです)、

変な能力を持っている(「笑う大天使」にもあるね)。



そして読みたくなり、色々な本屋で探していたのですが

見当たらず、初版はもうないのかな〜と思っていたのです。





そして今日、読了!

グレードアップしてます!



変わらないところは変わらず、絵は少し新しくなったような、

しかし、

キャラクターひとりひとりのほのぼのとした性質や

くせになる語り口(つっこみ)、

よいです。

しかし

収録3作目「あの子の背中には羽がある」の

年の差ペアで、ここで限界かな、と思いきや

収録4作目「真面目な人には裏がある」では

女たらしな男子高校生や

ボーイズラブまで出てきて

かわはらせんせい!?

と思ったけれど、そこは川原節で。

そうきたか!という流れになっています。



万人が好きか!?と問われると

違うかもしれないけれど

男女関係なく、ハマる人にはハマる本です。

ぜひどうぞ。





とにかく、

久しぶりに、読みたい!!!と思える漫画が出て

手に入って、読めて、しあわせ。