軽井沢。

数日前に、

軽井沢に遊びに行ってきました。





写真は軽井沢タリアセンの中にある

ペイネ美術館(外観)。

軽井沢タリアセンは

塩沢湖を中心に緑に囲まれた有料の公園で

散歩をしたり、ボートに乗ったり

のんびりすごせる良い場所でした。







ご飯もよくある観光地のラーメンなどではなく

カフェっぽくて美味しかったです。

(Aセット1000円。ボリュームアリ。

 変な時間だったせいで半分位しか食べられず)



この後、碓氷軽井沢ICより佐久ICに近い位置にある

メルシャン美術館に行って

フンデルトヴァッサー

(好評につき会期延長とのこと)と、

宮本亜門氏の特別記念講演を

聞いてきました。



フンデルトヴァッサー

アイさんに絵はがきをもらって以来

興味を持っているのだれど

展示は若い頃の丁寧なタッチの作品から

模型、ポスター、タペストリーまで

網羅された規模の大きいものでした。



作品で興味深かったのが

日本の浮世絵の技法を用いて刷られた作品で

日本の彫り師、刷り師の方の落款も合わせて

堂々と押してあったこと。(田中太郎、みたいに)

そして彼の言葉として

「彫り師、刷り師の名も共に記されなければならない。

 彼らの仕事によって作品が大きく変わることもある。

 彼らの指摘によって線の太さが変わることもあるのだ」

と紹介されていたこと。



私は、もう仕事は辞めてしまったけれど

オペレーターという裏方的な仕事をやっていたので、

ほんとに少しだけだけれど、

その言葉をかけられた人の気持ちがわかる気がしたのです。

裏方の職人だから当然のことをする、

そのことに注意を払って認めるということは

なかなかできないことです。



作品としては

終盤の方に展示されていた

「グッドモーニングシティ」

というはじめて見た作品に、感動しました。

明るい町並みが、原色プラス箔押し8色で

見事に表現されていて。感動でした。

過激で強烈だけれど、本当に、

自然と人と街を愛した人だ

と思いました。



美術館閉館後、館内で絵に囲まれて

宮本亜門氏の講演会がありました。

たくさんいろんなことを感じたのだけれど

ちょっとまとまらないのでまた後にします。

包容力があって行動力があって

頭がくるくる回るものすごいパワーのある人でした。

(さすが、江原さんと前世茶坊主仲間だった人だ!)



帰りはへとへとでしたが楽しい休日でした。