20130804。

夫と息子が戦隊ものの映画を観るというので
いつもは買い物で時間をつぶしているのだけど
今回はどうしても観たかったので観てきました。

風立ちぬ





ネタバレかもしれません。





観賞後に思ったのは
予想外にシンプルでまっすぐな
作品だったな、ということ。





頭のよく素直で礼儀正しい青年が
小さい頃からのひとつの夢を
震災や戦争といった波もありながら
どこか飄々と乗り越えて
叶えていくのを、

天の視点から観察しているような
作品でした。



画として印象に残るのは
どんな時でも
主人公が颯爽と歩いている場面と、
汽車等で移動中思索をしている場面。

特に街中を歩いている画は
背景から少し浮いているようにも
思えて
社会の流れや波に過剰に動じずに
突き進む意志を感じました。



とても良い作品でした。



今、頑張っている人には
きっと励みになると思うし
頑張れない人にも
精一杯駆け抜ける爽快感を
教えてくれる気がします。