オーラとParadaise

昨日「オーラの泉」を見て寝たせいで

変な夢をみた。

実家の客間にエハラさんとミワさんがやってきて

誰かのカウンセリングをしていて

私は居間で控えていて、

帰りがけに玄関にお見送りにいったら

ミワさんと目があって

その目がものすごくこわい!という夢。



みてほしい願望からか。こわ。





昨日「ひとかげ」を買いに行ったら

あったんだけど、その隣にあった本の方が気になって

そっちを買ってしまった。

幻冬社じゃないけど…石原さんごめんなさい。

(あんなに心を動かされたのに)



「News from Paradise」

よしもとばなな/パトリス ジュリアン往復書簡。



自分がそれぞれ手紙を受け取っているように読めた。

インテリアや食事や男女親子の人間関係から

生き方について哲学的な問いまで

手紙の形にのって、するすると入ってくる。



のこった言葉

「人のためにと思ってやっていることは、結局だめだ」



あと、

赤ちゃんに嘘は通じないこと、

今の日本の暮らしがインプットからアウトプットまで

人間の身体なのに機械のように扱われている

(「がばがば入れて、がばがば出す」)こと、

マニュアルが主で

個々のデリケートな感情が無視されがちなこと、

ネガティブなこと(トイレ掃除やおしめがえ)を

おろそかにしてはポジティブは生まれてこないこと、

一日の終わりに空を見て、お酒を飲んで、

ゆったりと過ごす小さな幸せをみんな忘れていること、

などなど書いても書ききれないくらい

たくさんのほんとのことが書いてありました。

正直、泣きました。



私は仕事を辞めた状態だから

こんなふうに感じられるのだろうけど…

(仕事をしていた時は本をほとんど読んでなかったし

 読んでも自分も走っている状態だから

 すーっと通り過ぎていた気がする)



これからパートナーと

どうやって幸せに暮らしていこうか、と

ちゃんと考えさせられる、本でした。