たび日記02。
(たび日記、02です)
2日目
一日ローマ観光
朝8時半、ホテル発
バスで移動中、現地ガイドSくまさん(田嶋女史似)登場。
ここで初めて!いい旅行?では各地にちゃんとガイドさんがいて
イヤホンガイドで事細かに説明してくれると知る。
すぐに到着、バチカン美術館の列に並ぶ。朝、なのに暑い。
個人と団体に分かれているはずなのに延々と続く列にびっくり。
しかし団体は予約が取ってあるため進みが早いらしい。並ぶ。
Sくまさん、団体用の列に並んでいるスペイン人一家に気づき
イヤホンマイクMAXのまま
「(個人は反対側に並ぶんですよ)あら、息子さんは分かってくれて
あっちに行こうって言ってるけどお父さん頑固ね、動かないわ!
でも途中で予約ナンバーを聞かれるからどうせ入れないのに…
あの息子は物わかりいいわ〜、かわいい顔してるし。」
と延々と話してくれる面白い方で、飽きませんでした。
バチカン美術館
天井や壁、柱の装飾はほぼ、だまし絵らしいです。
(平面に絵で凹凸を表現している)
ってなんでそこまで緻密に??という位。
とりあえず、圧倒。
光る、回廊の天井…
生・アテネの学堂(日程にはなかった、添乗員さんおすすめ)。
色彩がとても鮮やか(特に空が!)で、自分も絵の中に存在しているような
臨場感ある作品でした。プラトンとしてのダヴィンチ(中央赤服ひげの人)や、ラファエロもいて。
ミケランジェロはダヴィンチの隣の人という説と、手前の詩を書く人という説があるそう。
知ってるような知らないような壁画でしたが、印象強かったです。
あとソクラテスおじいちゃんも…山下和美「不思議な少年」を最近読んだため
勝手に親近感が(一番手前、赤い服の頭の薄い方)。若い奥さん、毒にんじん…
↓
このあと、ミケランジェロ「最後の審判」のある
システィーナ礼拝堂へ行ったのですが…
礼拝堂の中がものすごく薄暗く、天井の絵がよく見えず…
かつ、人が多すぎて声でガヤガヤうるさいし(セール並み)
入り口では警備のおじさんが30秒おきにパン!パン!パン!と手をたたくし
(入り口にとまるな!という意味?)スリは多いらしいし
…と、神聖な気持ちとはあまりにもかけはなれた雰囲気で
見終えてしまいました。
…なんだかなあ(ちなみに撮影不可)。
礼拝堂を出て、次に棟続き?のサンピエトロ大聖堂へ。
カトリック総本山。
本気の巡礼の人がたくさんいて、こんな観光客で一応仏教徒、
な人がきてて申し訳なくなってくるくらい、皆さん熱心でした。
(この辺で、私たちは美術をメインにした旅!というので来たけれど
美術=宗教なんだな!とやっと気づく。)
大聖堂の中には足にさわるとまた来れる?的な聖〜の像があり、
彼さんが触りたい!と言ったけれど、なんだか申し訳なくて
やめようよーと言ってしまった。(バチがあたりそうで)
懺悔の小部屋がたくさんあって、白人少女がひざまづいて真剣に懺悔していて
本物…なんか降ってくるのと違うわ!と思ったり。
写真は屋内の天蓋的なもの。正面が多分、主祭壇。
この黒い天蓋的なのが、柱がぐねぐねしてて
アジア風に見えて、意外!でした。
(1日目午前終了、1ブログにつき写真5枚までだそうなので。つづく)